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J-GLOBAL ID:201202277021678677   整理番号:12A1508441

主体的生のサポートとしてのスピリチュアルケア

著者 (1件):
資料名:
号: 30  ページ: 11-19  発行年: 2012年09月30日 
JST資料番号: X0236A  ISSN: 0289-6427  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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米国においてスピリチュアルケア専門教育を経験した著者が,日本...
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分類 (1件):
分類
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精神療法 
引用文献 (18件):
  • 1) 小西達也「がん医療におけるスピリチュアルケア専門職の必要性」第48回日本癌治療学会学術集会ポスター発表(2010年10月29日)。
  • 2)「スピリチュアルケアとは何か」について議論される際、しばしば、その心理/精神療法(Psychotherapy)との比較がなされる。心理/精神療法にも様々なものがあり、その安易な一般化は控えられるべきであろう。しかしながら、例えば米国精神医学会(APA)が「主として患者との言語的・非言語的コミュニケーションを通じた精神的情緒的な障害の治療」と定義しているように、それは一種の「療法(Therapy)」であり、そこに何らかの治療目標が設定され、更には何らかの「異常」とされる状態を「正常」あるいは「健康」と呼ばれる状態へともっていくことが目指されるのが一般的である。
  • 3) キルケゴールの「主体性が真理である」(キルケゴール『キルケゴール著作全集第七巻』(大谷長訳)、創言社、1989年、28頁)という言葉が示すように、生きることの本質が、抽象的な思考の対象として捉えられるようなものではなく、むしろその本人が自分の現実の生をかけがえのない自分自身のものとして引き受け、それと向き合い、それを具体的・主体的に生きる中で初めて見出されるものであるとするのが実存主義の立場である。本論での「主体的生」は、そのようなものとして生きられる生を指している。その意味では、主体的生を、「実存的生」、あるいはヤスパースが行ったように「実存」と言い換えることも可能である。ただし、本論で言うところの「主体的生」は、たとえぽ西谷啓治の「根源的主体性」(西谷啓治『西谷啓治著作集1』創文社、1986年、33-98頁)のように、実存の主体たる自己の根底に個人の枠を超えるものを認める立場のようなものをも含み得るような、より一般性の高いものを想定している。それゆえ、実存主義の色彩が強い実存という言葉をあえて用いずに、「主体的生」という表現を用いている。
  • 4) この「主体的生のサポート」としてのスピリチュアルケアという定義は、いわゆる終末期にある人に対するスピリチュアルケアに対しても適用可能であると考える。なぜならば、終末期といえども、意識がある限りは主体的生のプロセスであり、そこで絶えず「いかに生きるか」が問われることには変わりがないからである。
  • 5) N. Paget, J McComick, The work of the chaplain, Judson Press, 2006, 2-4.
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