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J-GLOBAL ID：201202277072241761   整理番号：12A1712347

On-cell MAS NMR: 生細胞からの生理学的手掛かり

On-Cell MAS NMR: Physiological Clues from Living Cells

著者 (4件)： ZANDOMENEGHI Giorgia (ETH Zurich, Zurich, CHE) ,  ILG Karin (ETH Zurich, Zurich, CHE) ,  AEBI Markus (ETH Zurich, Zurich, CHE) ,  MEIER Beat H. (ETH Zurich, Zurich, CHE)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 134  号： 42  ページ： 17513-17519  発行年： 2012年10月24日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： On-cellマジック角試料スピニング(MAS)NMRは細菌細胞壁の検討に用いられる。今回,On-cell MAS NMRを用い,Salmonella enterica血清型ネズミチフス生菌の分子レベルでの生理学的過程について報告した。アベクオースC2のO-アセチル化は細菌の成長中に進展した。O-アセチル化の変化は好気的条件下で起こった。正常メジウムのpH上昇があり,これには2つの過程,高pHの促進と脱O-アセチル化アベクオースの存在に相関があった。ネズミチフス菌はO-抗原の組成変化に活性的な役割を持つと示唆した。好気的条件におけるpHの自発的上昇によるO-抗原のO-アセチル化への進展とO-抗原のO-アセチル化に対する細胞成長相の影響は,細菌培養で共通に起こる現象であり,考慮する必要があることを示唆した。本結果は,ワクチン開発に重要な役割を演じる因子,O-抗原のO-アセチル化を明らかにすると結論した。

シソーラス用語： NMR【磁気共鳴】 ,  細胞 ,  *MASNMR ,  サルモネラ属 ,  *ネズミチフス菌 ,  アセチル化 ,  細胞増殖 ,  *O抗原
準シソーラス用語： Salmonella enterica ,  生細胞

分類 (2件)： 微生物の生化学  (EG03020N) ,  有機化合物のNMR  (BM07044Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： MAS ,  NMR ,  生細胞 ,  生理学 ,  手掛かり