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J-GLOBAL ID:201202277081458277   整理番号:12A1420785

迅速な肺脱細胞化プロトコルは,in vitro及びその後の移植による胚性幹細胞分化を支持する

A Rapid Lung De-cellularization Protocol Supports Embryonic Stem Cell Differentiation In Vitro and Following Implantation
著者 (11件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 632-646  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: W2256A  ISSN: 1937-3384  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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肺疾患による死亡率は高いが,多くの場合治療法がなく,新たな治療的アプローチが切に望まれており,細胞成分を除去し,重要な細胞外マトリックス(ECM)タンパク質及び三次元構造を無傷で残す全器官の脱細胞化が近年,肺組織のex vivo生成を目的に検討されてきた。全肺の脱細胞化に関する数種の異なる手法が報告されてきたが,再細胞化及び胚性幹細胞(ESC)から肺組織の発生を最もよく支持する最適な手法はまだ得られていない。本研究では,肺の三次元構造とECMタンパク質組成を維持し,界面活性剤を用いたマウス肺の脱細胞化の24時間アプローチを提示した。II型胞状上皮細胞の表現型特性を持つ未分化のマウスESC(mESC)を,脱細胞化した肺スカフォード中に播種した。さらに,脱細胞化したスカフォードをコラーゲンまたはマトリゲルでコーティングした場合の,細胞接着の強度,スカフォードの力学に及ぼす影響を評価した。最後に,サーファクタントタンパク質C前駆タンパク質(pro-SPC)を発現する未分化のmESCを播種した後のスカフォードを,皮下にin vivo移植した場合,pro-SPCを発現する表現型が維持され,移植片の血管新生が見られた。以上より,迅速な界面活性剤を用いた脱細胞化アプローチにより,ESCsの胞状上皮細胞分化の表現型の証拠を維持でき,in vivo移植後の血管新生をサポートするスカフォードが得られたと結論した。
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分類 (2件):
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細胞・組織培養法  ,  肺 

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