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J-GLOBAL ID：201202277100646772   整理番号：12A1515327

ポリマガラスの表面ダイナミクス 末端官能化ポリマにおけるサブTg表面再構成

Surface Dynamics of Polymer Glasses: Sub-T_g Surface Reorganization in End-Functional Polymers

著者 (4件)： WONG Derek (Univ. Connecticut, Connecticut, USA) ,  JALBERT Claire A. (Univ. Connecticut, Connecticut, USA) ,  O’ROURKE-MUISENER P. A. V. (Univ. Connecticut, Connecticut, USA) ,  KOBERSTEIN Jeffrey T. (Columbia Univ. in the City of New York, New York, USA)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 45  号： 19  ページ： 7973-7984  発行年： 2012年10月09日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： α-末端を^sBu基,ω-末端をフルオロシランまたはCOOH基としたガラス状ポリスチレンをシリコンウエハにスピンコートし,サブTgで飽和水蒸気に曝して水接触角のダイナミック変化を調べた。フルオロシランは最初空気/フィルム界面に吸着されたが水蒸気に曝すと拡散して減少し,最初表面には乏しかったCOOH基は水蒸気に曝すと表面に引き寄せられた。再配置に要する時間は時間の1/2乗にスケールした拡散プロセスで,フルオロシラン末端のときADXPS濃度勾配プロフィルは約2nmの長さスケールを有した。ダイナミック接触角データと組合せてみかけの拡散定数と活性化エネルギー(137kJ/mol(フルオロシラン末端PS),39kJ/mol(COOH末端PS))を得た。この活性化エネルギーはPSバルクまたはPS表面のα緩和よりバルクPSのβ-緩和に近く,短距離移動による表面再構成の長さスケールは数nmと示唆された。

シソーラス用語： *ポリスチレン ,  *高分子膜 ,  スピンコーティング ,  *表面構造 ,  気固界面 ,  拡散係数 ,  ガラス転移点 ,  *ガラス状態 ,  接触角 ,  時間依存性 ,  X線光電子分光法 ,  短範囲規則度
準シソーラス用語： ガラス転移温度 ,  水接触角 ,  短距離秩序 ,  *末端基効果

分類 (2件)： 高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  固体中の拡散一般  (BL06021L)

タイトルに関連する用語 (7件)： ポリマ ,  ガラス ,  ダイナミクス ,  官能化 ,  サブ ,  TG ,  表面再構成