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J-GLOBAL ID：201202277110069668   整理番号：12A1378631

初期ヒト乳房腫瘍におけるテロメア融合

Telomere fusions in early human breast carcinoma

著者 (7件)： TANAKA Hiromi (Indiana Univ. School of Medicine, IN) ,  ABE Satoshi (Indiana Univ. School of Medicine, IN) ,  HUDA Nazmul (Indiana Univ. School of Medicine, IN) ,  TU LiRen (Indiana Univ. School of Medicine, IN) ,  BEAM Matthew J. (Indiana Univ. School of Medicine, IN) ,  GRIMES Brenda (Indiana Univ. School of Medicine, IN) ,  GILLEY David (Indiana Univ. School of Medicine, IN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 35  ページ： 14098-14103  発行年： 2012年08月28日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： テロメア関連リピート(TAR)に対するプライマーセットの混合物を用いたPCRにより,ヒト乳房腫瘍におけるテロメア融合の有無を調べた。ヒトパピローマウイルスのE6/E7遺伝子を発現させたテロメア融合の細胞モデルを用いて評価し,このPCRベースのTAR融合測定法がTAR融合を定量的に評価できることを確認した。正常組織との比較解析から,初期乳管癌から後期の浸潤性乳管癌にわたってTAR融合が検出された。TAR融合の頻度は初期および後期の乳管癌で差が認められなかった。乳癌形成の初期においてテロメア融合が起きており,これが乳癌におけるゲノム不安定性に寄与していると結論付けた。

シソーラス用語： ヒト ,  *乳房腫瘍 ,  *染色体異常 ,  *パピローマウイルス ,  PCR法 ,  *ウイルス遺伝子 ,  *癌遺伝子 ,  *腺癌 ,  分子遺伝現象 ,  変異 ,  遺伝子発現
準シソーラス用語： E6遺伝子 ,  E7遺伝子 ,  ゲノム不安定性 ,  *テロメア融合 ,  *ヒトパピローマウイルス ,  *初期遺伝子 ,  *浸潤性乳管癌

分類 (2件)： 遺伝的変異  (EC01030Y) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 初期 ,  ヒト ,  乳房腫瘍 ,  テロメア ,  融合