文献
J-GLOBAL ID:201202277112599745   整理番号:12A0565395

マトリックス支援レーザ脱離/イオン化質量分析のための3-アミノキノリン/α-シアノ-4-ヒドロキシけい皮酸液体マトリックスを用いた被検体のオンターゲット分離

On-target separation of analyte with 3-aminoquinoline/α-cyano-4-hydroxycinnamic acid liquid matrix for matrix-assisted laser desorption/ionization mass spectrometry
著者 (3件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 693-700  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: T0695A  ISSN: 0951-4198  CODEN: RCMSEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
3-アミノキノリン/α-シアノ-4-ヒドロキシけい皮酸(3AQ/CHCA)液体マトリックスにより緩衝液成分や少糖類,糖ペプチドなどの親水性物質がオンターゲット分離できることを明らかにした。3-アミノキノリン35mgをCHCAのメタノール飽和溶液150μlに溶解して3AQ/CHCA液体マトリックスを調製した。リボヌクレアーゼB(5pmol)を50mM重炭酸アンモニウム緩衝液に溶解し,DL-ジチオトレイトールとヨードアセトアミドでインキュベートして還元,アルキル化した。Amiconによる限外濾過で脱塩し,緩衝液を50mM重炭酸アンモニウム緩衝液に置換した。還元,アルキル化蛋白質をリシルエンドペプチダーゼで分解し,0.1%TFAで希釈して試料溶液とした。試料溶液1μlとマトリックス溶液0.5μlをMALDIターゲット穴に添加して混合,乾燥し,AXIMA-QIT形四重極イオントラップ飛行時間型質量分析計と自製MALDIディジタルイオントラップ質量分析計で質量スペクトルを測定した。MALDIターゲット穴での被検体-3AQ/CHCAの液滴内試料分離挙動を正イオンモードのAXIMA-QITによるMALDIイメージングで評価した。3AQ/CHCA液体マトリックスは親水性物質に対するオンターゲット分離特性を示し,試料前処理の短縮によるスループットの増大,レーザ照射部位の選択によるイオン種の推定などが達成できた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子構造  ,  有機化合物の物理分析 

前のページに戻る