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J-GLOBAL ID：201202277125763196   整理番号：12A0592088

光および熱放射下におけるカーボンナノチューブ膜カンチレバーの自己往復運動特性の研究

Studies of Self-Reciprocating Characteristic of Carbon Nanotube Film-Based Cantilevers Under Light and Thermal Radiation

著者 (4件)： GONG Zhongcheng (Louisiana Tech Univ., Louisiana, USA) ,  TSENG Yi-Hsuan (Louisiana Tech Univ., Louisiana, USA) ,  HE Yuan (Louisiana Tech Univ., Louisiana, USA) ,  QUE Long (Louisiana Tech Univ., Louisiana, USA)
資料名： Journal of Nanoscience and Nanotechnology  (Journal of Nanoscience and Nanotechnology)
巻： 12  号： 1  ページ： 350-355  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： W1351A  ISSN： 1533-4880  CODEN： JNNOAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーボンナノチューブ(CNT)膜と支持銅層からなるカンチレバーが光および熱放射を受けたときの自己往復運動現象を実験で調べた。レーザDoppler速度計を用いてカンチレバーの変位を測定し,自己往復運動の振幅がCNT膜と銅層の厚みに関係し,最適化すると最大振幅が得られることを明らかにした。自己往復運動には0.01~0.06Hzの範囲の三つの主要な超低振動数成分が含まれ,それらは光および熱放射の強度により変わることも見いだした。この自己往復運動は主としてCNT膜内のランダム接続CNT間の静電相互作用に起因し,その光起電力および熱電効果が重要な役割を果たす。この現象の機構をCNTの光学的,熱的,電気的および機械的性質と関係付けて議論した。

シソーラス用語： *カーボンナノチューブ ,  *片持梁 ,  往復運動 ,  *光照射 ,  *熱放射 ,  振動測定 ,  *振動数 ,  *銅 ,  静電相互作用 ,  光起電力 ,  熱電効果 ,  振動計
準シソーラス用語： レーザDoppler振動計

分類 (1件)： 振動の励起・発生・測定  (BB02030Z)

タイトルに関連する用語 (6件)： 熱放射 ,  カーボンナノチューブ ,  カンチレバー ,  自己 ,  往復運動 ,  研究