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J-GLOBAL ID:201202277145453169   整理番号:12A0768308

細胞外シグナル制御キナーゼ経路の活性化は脆弱X症候群の行動欠如に寄与する

Activation of the extracellular signal-regulated kinase pathway contributes to the behavioral deficit of fragile x-syndrome
著者 (10件):
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巻: 121  号: 3/4  ページ: 672-679  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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脆弱X症候群(FXS)の発症はFMR1遺伝子の欠失が原因であるが,FMR1機能消失と認知機能障害との関係は解明されていない。本研究では,FXS患者及びFMR1遺伝子ノックアウト(KO)マウス由来の脳組織を用いて,MEK1/2及びERKのリン酸化を検討した。FXS患者及びFMR1遺伝子KOマウスの脳では,ERKとその上流キナーゼMEK1/2のリン酸化が有意に上昇していた。FMR1遺伝子KOマウスの聴原性発作は,MEK1/2阻害剤のSR-327投与により消失した。FXS患者の認知及び臨床像にはERK経路が関与していることが示唆された。
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分類 (2件):
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精神科の基礎医学  ,  酵素一般 
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