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J-GLOBAL ID:201202277152713761   整理番号:12A0274076

N-ニトロソジエチルアミン誘導のICRマウスにおける開始段階での植物糖蛋白質(38kDa)により阻止された腫瘍壊死因子-αの活性

Activity of tumor necrosis factor-α blocked by phytoglycoprotein (38 kDa) at initiation stage in N-nitrosodiethylamine-induced ICR mice
著者 (2件):
資料名:
巻: 362  号: 1-2  ページ: 177-186  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: C0452B  ISSN: 0300-8177  CODEN: MCBIB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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肝細胞癌は,世界中で最も顕著な型の癌の一つになってきた。最近,Styrax japonica Siebold et al. Zuccarini(SJSZ)から,著者らは炭水化物分子(52.64%)及び蛋白質分子(42.35%)から成る糖蛋白質を分離した。著者らは,SJSZ糖蛋白質がN-ニトロソジエチルアミン(DEN)誘導の肝細胞癌形成を防止できるかどうかを評価した。この研究の目的は,ICRマウスにおけるDEN誘導の肝細胞癌形成に対するSJSZ糖蛋白質の作用を評価することであった。肝細胞癌形成に対するSJSZ糖蛋白質の化学防御作用を知るために,ICRマウスに7週間にわたりN-ニトロソジエチルアミン(DEN,10mg/kg))が腹腔内に投与された。殺害後に,著者らは生化学的方法,免疫ブロット解析及びRT-PCRを用いて,肝組織損傷の指示物質[乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH)とアラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)とチオバルビツール酸反応物質(TBARS)の活性],抗酸化酵素[スーパーオキシドジスムターゼ(SOD),カタラーゼ(CAT)及びグルタチオンペルオキシダーゼ(GPx)の活性]及び開始肝細胞癌形成性指示物質[熱ショック蛋白質(HSP)27と70]及び肝細胞癌形成性シグナル[蛋白質キナーゼC(PKC),細胞外シグナル調節キナーゼ(ERK)1/2,核因子(NF)-κB(p50とp65)及び腫瘍壊死因子-α(TNF-α)]を評価した。この研究から得られた結果は,SJSZ糖蛋白質(10mg/kg,BW)がDEN誘導のICRマウスにおいて,LDH,ALT及びTBARSc値を減少し,一方SOD,GPx及びCATの活性を増加したことを明らかにした。肝細胞癌形成性指示物質及び肝細胞癌形成性シグナル,HSP27,HSP70,PKC,ERK1/2,NF-κB(p50とp65)及びTNF-αに関しては,活性が減少した。それ故に,SJSZ糖蛋白質はDENによるHSP27とHSP70の発現を防止するであろう。Copyright 2011 Springer Science+Business Media, LLC. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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生物学的機能  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  生薬の薬理の基礎研究 
物質索引 (1件):
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