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J-GLOBAL ID:201202277156352909   整理番号:12A1337948

皮膚の創傷治癒に及ぼす低分子プロタミン(LMWP)と共役した上皮成長因子(EGF)の影響

The effect of epidermal growth factor (EGF) conjugated with low-molecular-weight protamine (LMWP) on wound healing of the skin
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巻: 33  号: 33  ページ: 8579-8590  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,遺伝子組換えを介して上皮成長因子(EGF)のN末端に高い正の荷電低分子量プロタミン(LMWP)をリンクすることにより,皮膚透過性の組換えLMWP共役EGF(rLMWP-EGF)を開発するために設計した。著者らは,その生物学的活性,皮膚透過性,および創傷治癒効果をin vivoで評価した。rLMWP-EGFのcDNAは,EGFに対するベクターへLMWPのアミノ酸をコード化するためシリアルポリメラーゼ連鎖反応によって調製した。発現,精製後,LMWPと組換えEGF部位特異的共役体を得た。in vitroでの細胞増殖活性は,LMWP共役後によく保存されており,rEGFに匹敵するものであった。rLMWP-EGFは,3次元人工ヒト皮膚構成を介して透過性を著しく改善し,切除したマウス皮膚を通過するrLMWP-EGFの累積透過率はrEGFのそれよりも約11倍高かった。局所的に塗布したrLMWP-EGFは,多分皮膚透過の増強により完全な肥厚と同様に糖尿病性創傷モデルにおける創傷閉鎖率を有意に加速した。これらの知見は,非常に効果的なバイオ医薬品を製造するための有用な方法として遺伝子組換えによるペプチドまたはタンパク質に対してLMWPの新しい局所創傷治癒薬および部位特異的共役体としてのrLMWP-EGFの治療的可能性を実証する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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皮膚の基礎医学  ,  医用素材  ,  サイトカイン 

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