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J-GLOBAL ID：201202277173246217   整理番号：12A0145830

2012年の社会ニーズに応える高付加価値材料・工法〈2012年の建築・建築材料がめざすべき方向〉やがて「卒災」な建築や建材の時代が...

著者 (1件)： 菅原進一 (東京理大 総合研究機構)
資料名： 月刊建築仕上技術  (建築仕上技術)
巻： 37  号： 438  ページ： 36-38  発行年： 2012年01月01日 
JST資料番号： Y0493A  ISSN： 0389-0856  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東日本大震災以降,災害対策に関して「防災」ではなく「卒災」の考え方に立って建築や建材を見た結果を示した。はじめに,最近の経済発展に伴う超高層ビルのブームはあるものの,アトリウム建築,上海万博におけるドイツ館などを引例して,従来の杜が都市に貫入するエコビル(エコタウン)の状況を考察した。次に,安全安心及びリスクへの対応として,若者及び高齢者の生活設計のあり方を探ってみた。活動の方針として,安全側(低いリスク)及び危険側(高いリスク)のバランスの中で現在の対応を考慮すべきであることを示した。更に,災害の経験や教訓を活かして「卒災」の考え方から建築や建材を考慮する必要性を主張し,その例として津波に備えた防水濠の設置,大火からの再建に備えた材木の床下への確保などを示した。

シソーラス用語： 付加価値 ,  *建築材料 ,  建設工法 ,  震災 ,  津波 ,  *災害対策 ,  緑化 ,  都市空間 ,  建築物 ,  安全性 ,  *リスク管理 ,  貯蔵 ,  長期予測 ,  津波対策
準シソーラス用語： 東日本大震災 ,  *卒災

分類 (1件)： 建設材料一般  (RA06010S)

タイトルに関連する用語 (7件)： 社会 ,  ニーズ ,  高付加価値 ,  工法 ,  建築 ,  建築材料 ,  建材