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J-GLOBAL ID:201202277190254959   整理番号:12A0997709

モデルGFP(緑色蛍光蛋白質)発色団アニオンの光電子分光

Photoelectron spectroscopy of the model GFP chromophore anion
著者 (2件):
資料名:
巻: 14  号: 24  ページ: 8511-8515  発行年: 2012年06月28日 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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緑色蛍光蛋白質(GFP)のアニオン性発色団として,p-ヒドロキシベンジリデン-2,3-ジメチルイミダゾリン(HBDI-)の光電子分光を研究した。光電子スペクトルからは3.496eV/4.62eV/6.15eVで起こる垂直脱離および断熱脱離エネルギーは,それぞれ2.8±0.1eVおよび2.6±0.2eVであった。垂直脱離エネルギーはS1←S0での吸収極大よりも大きく,このことはS1状態の励起においては,自動脱離はFranck-Condon領域における主要なチャネルではないことを示唆している。これは,S1←S0転移による共鳴である,2.58eVの光電子スペクトルからも確認された。これらの事実は熱電子放出の明確な証拠であり,アニオン基底状態への内部変換はS1←S0励起に続く重要な失活経路であることを示している。一方6.15eVでの光電子スペクトルは,HBDIの中性ラジカルのいくつかの励起状態の存在を示している。これらの存在はTD-DFT計算により確認された。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子構造と性質の実験的研究  ,  分子の電子構造 

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