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J-GLOBAL ID:201202277206541643   整理番号:12A1432591

砂質土の硝酸塩,アンモニウムとリン酸塩の収着と浸出に対するバイオチャー改質の影響

Effect of biochar amendment on sorption and leaching of nitrate, ammonium, and phosphate in a sandy soil
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巻: 89  号: 11  ページ: 1467-1471  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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土壌に適用する場合,バイオチャーが土壌栄養塩類に影響するかどうか及びどのように影響するかは不明確である。これは,植物又は微生物への栄養塩類の利用可能性と共にバイオチャー土壌改質が栄養塩類の浸出を増加又は低下できるかの問題の両方に関係している。本研究では,一連の実験室試験を行って,砂質土の硝酸塩,アンモニウムとリン酸塩の収着と浸出に対するバイオチャー改質の影響を明らかにした。全部で13のバイオチャーを実験室収着実験で試験して,これらの大部分が硝酸塩又はリン酸塩を収着する能力がないか少ないかであることを示した。しかし,9つのバイオチャーは水溶液からアンモニウムを除去できた。ブラジルペッパーウッドとピーナッツ殻から600°Cで作ったバイオチャー(それぞれBP600とPH600)を用いてカラム浸出実験を行い,これらの砂質土中の栄養塩類保持能力を評価した。BP600バイオチャーは,浸出液中の硝酸塩,アンモニウムとリン酸塩の総量を,土壌単独と比べてそれぞれ34.0%,34.7%と20.6%低下した。またPH600バイオチャーは,硝酸塩とアンモニウムの浸出をそれぞれ34%と14%低下したが,土壌カラムからの付加的リン酸塩流出を生じた。これ等の結果は,土壌の農業栄養塩類の浸出に対するバイオチャーの影響が不均一で,バイオチャーと栄養塩類タイプによって変化することを示した。このために,バイオチャーの栄養塩収着特性を,特定の土壌改質プロジェクトに用いる前に調べる必要がある。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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土壌管理 

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