抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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講座「ダム貯水池における堆砂問題とその対策」の第6回として,九州南東部を流下する宮崎県の耳川水系での取り組みを紹介した。耳川水系では,昭和の始めから,水力発電所・ダム開発が行われている。昭和17年9月の台風災害では,大量の土砂や流木がダムに流入し,被害を大きくした。そのような中で流域関係者が一体となった土砂対策への取り組みを行うこととなり,平成23年10月「耳川水系総合土砂管理計画」が策定された。本稿では,地域・行政・民間が一体となった基本計画の策定やダム通砂運用計画,ダム改造計画などの総合土砂管理に関する取り組みについて紹介した。