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J-GLOBAL ID：201202277352086737   整理番号：12A1221769

プロセス開発と多機能触媒 グリーン分子変換プロセスのための担持ルテニウム触媒の開発

著者 (2件)： 和田健司 (京大 大学院工学研究科) ,  三浦大樹 (京大 大学院工学研究科)
資料名： ケミカルエンジニヤリング  (Chemical Engineering (Tokyo))
巻： 57  号： 9  ページ： 679-684  発行年： 2012年09月01日 
JST資料番号： F0134A  ISSN： 0387-1037  CODEN： CMNGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： これまで均一系錯体触媒の使用が不可欠であったような,難易度の高い分子変換反応に有効な固体触媒の探索を行った。その結果,単純な金属酸化物担持触媒であるセリア担持ルテニウム(Ru/CeO₂)が,歪みの無い炭素-炭素結合の活性化を伴う第三級アルコールからアルデヒドヘのアリル基移動反応,芳香族C-H結合の直接アリール化および直接アルキル化反応,さらにはアルキンヘのカルボン酸の付加反応等に対して,優れた活性を示すことを見出している。本稿では,原子効率に優れた,より多様なグリーン分子変換プロセスを可能にする担持ルテニウムの開発について,われわれの最近の成果を解説した。Ru/CeO₂触媒を用いる脱水素環化反応によるインドール合成反応,異種不飽和炭化水素の位置および立体選択的クロスカップリング反応,Ru/CeO₂触媒によるスチレン類の二量化反応における位置選択性の制御などについて解説した。

シソーラス用語： *プロセス開発 ,  *機能 ,  *触媒 ,  *グリーンケミストリー ,  *分子 ,  *変換 ,  化学プロセス ,  *担持触媒 ,  *ルテニウム触媒 ,  *触媒設計 ,  脱水素 ,  環化反応 ,  化学合成 ,  不飽和炭化水素 ,  立体選択性 ,  交差カップリング反応 ,  オレフィン化合物 ,  芳香族化合物 ,  二量化 ,  選択性 ,  反応機構 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： スチレン類 ,  位置選択性 ,  *多機能

分類 (3件)： 化学プロセスの解析  (XC01030R) ,  触媒操作  (XE01050T) ,  触媒の調製  (CB06110P)

物質索引 (1件)： インドール

タイトルに関連する用語 (8件)： プロセス ,  開発 ,  多機能 ,  触媒 ,  グリーン ,  分子 ,  担持 ,  ルテニウム触媒