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J-GLOBAL ID：201202277404173048   整理番号：12A0097003

アルミニウム用高裸耐食クロムフリー化成処理システム

著者 (3件)： 佐藤春彦 (日本パーカライジング) ,  宮崎雅矢 (日本パーカライジング) ,  田中和也 (日本パーカライジング)
資料名： 日本パーカライジング技報  (Technical Report. Nihon Parkerizing)
号： 24  ページ： 84-87  発行年： 2012年01月01日 
JST資料番号： L2032A  ISSN： 1340-2706  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ADC12やA2024のような腐食しやすいアルミニウム合金に対して,高い裸耐食性を付与する新しいクロムフリー化成処理システムを開発した。新規開発品には,TYPE1及びTYPE2の処理システムがある。TYPE1は省工程化が必要とされる用途に適用され,生成する皮膜はジルコニウム系であり,高い裸耐食性が期待できる。TYPE2はより高い裸耐食性用途に適用され,TYPE1の化成処理後の後処理として利用される。TYPE2ではインヒビター効果により高い裸耐食性が期待され,水洗可能で外観むらの発生を防止できる。塩水噴霧試験による白錆発生面積率から耐食性を評価した結果,TYPE1及びTYPE2とも従来の三価クロム系化成処理と同等の裸耐食性を示した。

シソーラス用語： *耐食性 ,  *アルミニウム合金 ,  *化成処理 ,  化成皮膜 ,  ジルコニウム化合物 ,  後処理 ,  腐食抑制作用 ,  塩水噴霧試験 ,  さび ,  アルミニウム
準シソーラス用語： JISA2024 ,  JISADC12 ,  インヒビター ,  *クロムフリー化成処理

分類 (1件)： 化成処理  (WC08050J)

引用文献 (4件)：

• 1) K. Asami, M.Oki, GE Thompson, GC Woods and V. Ashworth ; Electrochimica Acta, 32, 337 (1987)
• 2)吉田誠二、牧征樹、上田幸宏;日本パーカライジング技報, 20, 48(2008)
• 3) D. E. Freeman ; Phosphating and metal pre-treatment, p.112 (Industrial Pr, 1986)
• 4) J. A. Treverton, N. C. Daives ; MetalTechnology, 10, 480 (1977)

タイトルに関連する用語 (2件)： アルミニウム ,  クロムフリー化成処理