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J-GLOBAL ID：201202277490598803   整理番号：12A1389395

ピコ秒エンハンスメントキャビティによるテラヘルツ波パラメトリック発生(I)-テラヘルツ波発生の評価-

Parametric generation of terahertz-wave in picosecond enhancement cavity (I)-Details of terahertz-wave generation-

著者 (5件)： 瀧田佑馬 (大阪市大 大学院工学研究科) ,  熊谷寛 (大阪市大 大学院工学研究科) ,  前田真吾 (大阪市大 大学院工学研究科) ,  大平達也 (大阪市大 大学院工学研究科) ,  菜嶋茂喜 (大阪市大 大学院工学研究科)
資料名： 日本赤外線学会誌  (Journal of the Japan Society of Infrared Science and Technology)
巻： 21  号： 2  ページ： 75-79  発行年： 2012年05月27日 
JST資料番号： L1291A  ISSN： 0916-7900  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ニオブ酸リチウム(LiNbO₃)結晶中の誘導ラマン散乱を利用したテラヘルツ(THz)波パラメトリック光源は,室温動作・広帯域周波数可変THz波源として注目されている。本稿では,我々が独自に開発した,ピコ秒エンハンスメントキャビティによる二重共振型THz波パラメトリック発振器について,特に発生したTHz波の特性について述べる。高効率波長変換技術であるエンハンスメントキャビティを構築することで,ポンプ波とアイドラー(Stokes)波の二重共振を実証し,従来までのTHz波の発生閾値を下回る50MW/cm²を達成した。加えて,アイドラー波の波長はおよそ781.5-786nmの間で可変であり,これは0.7-3.0THzのTHz波に相当する。(著者抄録)

シソーラス用語： *ニオブ酸リチウム ,  誘導Raman散乱 ,  二重共鳴 ,  周波数変換 ,  ピコ秒 ,  *光パラメトリック効果 ,  *光共振器 ,  サブミリ波 ,  遠赤外線 ,  広帯域 ,  *光パラメトリック発振器 ,  閾値 ,  テラヘルツ波
準シソーラス用語： LiNbO₃ ,  THz波 ,  二重共振 ,  波長変換

分類 (1件)： 非線形光学  (BD05000T)

タイトルに関連する用語 (4件)： ピコ秒 ,  テラヘルツ波 ,  テラヘルツ波発生 ,  評価