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J-GLOBAL ID:201202277527218070   整理番号:12A0363937

セメント工場の近くに住んでいるヒト集団に対する健康への影響: 疫学的評価

Health effects for the population living near a cement plant: An epidemiological assessment
著者 (7件):
資料名:
巻: 41  ページ: 1-7  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: A0646B  ISSN: 0160-4120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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疫学研究では,大気汚染への曝露と健康へのいくつかの悪影響との関係が示されてきた。イタリアの二つの小さな地方自治体(MazzanoとRezzato)にあるセメント工場からの放出による大気汚染の急性健康影響の可能性を評価するために,症例対照研究デザインの方法を用いた。セメント工場放出物への曝露度の上昇に対する心血疾患または呼吸器系疾患のための入院のリスクを,成人(年齢>34歳)と子供(0~14歳)について別々に推定した。オッズ比(OR)を,無条件回帰モデルを用いて推定した。また,寄与危険度も計算した。統計的に重要なリスクが,主に子供たちの呼吸器疾患について見いだされた。中程度曝露分類(E1)についてはOR1.67(95%CI 1.08~2.58),高度曝露分類(E2)についてはOR1.88(95%CI 1.19~2.97)であって,セメント工場の排気への曝露よる入院について寄与危険度が38%あった。成人は,子供よりリスクが低かった。E1群についてはOR1.38(95%CI 1.18~1.61),E2群についてはOR1.31(95%CI 1.10~1.56)であって,寄与危険度は23%であった。女性についてと35~64歳群については,リスクがより高かった。これらの結果は,工場からの放出物への曝露と心血管疾患または呼吸器疾患が原因のための入院のリスクとの関係を示していて,この関係は子供についてはとくに強かった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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健康被害  ,  疫学 

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