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J-GLOBAL ID:201202277535843057   整理番号:12A0784637

ミトコンドリア機能を損なう抗増殖薬としての3α-ヒドロキシマスチカジエノン酸

3α-Hydroxymasticadienonic Acid As an Antiproliferative Agent That Impairs Mitochondrial Functions
著者 (5件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 557-562  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: C0012B  ISSN: 0163-3864  CODEN: JNPRDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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最近の3α-ヒドロキシマスチカジエノン酸(I)の生物学的効果に関する研究で,その抗炎症性および細胞毒性活性が明らかにされたが,この化合物の細胞毒性作用の分子機構および可能性のある細胞内目標のいずれについても,これまで報告されていない。ここでは,ATPの生成と固有アポトーシスのそれぞれによる細胞生存と細胞死に対してミトコンドリアが演じる重要な役割を,単離ネズミ肝ミトコンドリアにおよぼすIの効果を研究することで調べた。ミトコンドリア生体エネルギー論のパラメータ(例えば呼吸制御インデックスと膜通過電位)にIが投与量依存で障害を引き起こすことが判明した。さらに,10μM濃度のCa2+の存在で,Iの酸化ストレスによる膜透過性移動が誘発され,そして,プロ-アポトーシス因子の放出につながった。100μM濃度では,化合物Iは,ミトコンドリアマトリックスでのカチオンの蓄積を妨げることにより,ミトコンドリアCa2+輸送に影響を及ぼした。要するに,Iがミトコンドリア機能の障害を誘発することが証明された。またこのことは,この化合物によって示される細胞毒性を説明するかもしれない。
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分類 (1件):
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トリテルペン 
物質索引 (1件):
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