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J-GLOBAL ID：201202277554056970   整理番号：12A0956986

DLC/DLC及びDLC/鋼の接触におけるMoDTCの挙動

Behaviour of MoDTC in DLC/DLC and DLC/steel contacts

著者 (4件)： VENGUDUSAMY Balasubramaniam (Tribology Group, Dep. of Mechanical Engineering, Imperial Coll. London, SW7 2AZ, GBR) ,  GREEN Jonathan H. (Castrol Ltd., Pangbourne, Reading RG8 7QR, GBR) ,  LAMB Gordon D. (Castrol Ltd., Pangbourne, Reading RG8 7QR, GBR) ,  SPIKES Hugh A. (Tribology Group, Dep. of Mechanical Engineering, Imperial Coll. London, SW7 2AZ, GBR)
資料名： Tribology International  (Tribology International)
巻： 54  ページ： 68-76  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： E0409B  ISSN： 0301-679X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ダイヤモンド状炭素(DLC)被覆が,それらの優れた摩擦と摩耗抵抗を理由として,機械構成部品に利用され始めている。したがって,これらの被覆を効果的に作動できる潤滑剤を調質することが重要である。この調質には,潤滑剤内に一般的に採用された種々の表面反応添加剤が,DLCを伴って,どのように作動するのかに関する知識が必要である。本論文では,モリブデンジアルキルジチオカルバミン酸塩(MoDTC)溶液によって潤滑された次項の7種のDLCのトライボ挙動について比較する。1)a-C,2)a-C:H,3)a-C:H:W,4)a-C:H:WC,5)Si-DLC,6)ta-C,7)ta-C:H。それらの比較結果から,「a-C及びa-C:H:WCが,ほかのタイプのDLCよりも,より低い境界摩擦を示す」ことを見出す。MoDTCは,DLC/DLC接触における摩耗抵抗を改善するが,しかし,たとえMo誘導トライボ膜が,全てのDLC上に形成されても,DLC/鋼の接触において,幾つかのDLCの摩耗抵抗特性を大きく劣化させるようである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *高炭素鋼 ,  *ダイヤモンド状炭素 ,  *潤滑剤 ,  *石油添加剤 ,  *摩耗特性 ,  *トライボロジー ,  DLC膜 ,  モリブデン化合物 ,  有機硫黄化合物 ,  水素 ,  炭化タングステン ,  ケイ素 ,  耐摩耗性 ,  摩擦係数 ,  境界摩擦 ,  摩擦試験 ,  摩耗試験 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  電子顕微鏡観察 ,  原子間力顕微鏡
準シソーラス用語： ta-C【炭素】 ,  *摩擦特性

分類 (5件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  石油添加剤とその影響  (YF02030I) ,  潤滑一般  (QB02010S) ,  固体の機械的性質一般  (BL01021C)

タイトルに関連する用語 (3件)： DLC ,  鋼 ,  挙動