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J-GLOBAL ID：201202277583967566   整理番号：12A1064581

色素増感太陽電池のためのオスミウム(II)からなる光吸収材の工学

Engineering of Osmium(II)-Based Light Absorbers for Dye-Sensitized Solar Cells

著者 (7件)： WU Kuan-Lin (National Tsing Hua Univ., Hsinchu, TWN) ,  HO Shu-Te (National Tsing Hua Univ., Hsinchu, TWN) ,  CHOU Chun-Cheng (National Tsing Hua Univ., Hsinchu, TWN) ,  CHANG Yuh-Chia (National Taiwan Univ., Taipei, TWN) ,  PAN Hsiao-An (National Taiwan Univ., Taipei, TWN) ,  CHI Yun (National Tsing Hua Univ., Hsinchu, TWN) ,  CHOU Pi-Tai (National Taiwan Univ., Taipei, TWN)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 51  号： 23  ページ： 5642-5646  発行年： 2012年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光吸収材あるいは増感剤は色素増感太陽電池(DSC)のもっとも重要な要素の一つである。本研究では既報のRu^II増感剤に勝るとも劣らない特性を有するパンクロマチックOs^II増感剤(TF-51,TF-52)を見いだした。TF-51及びTF-52は[Os(tcetpy)Cl₃](tcetpy=4,4′,4′′-トリカルボエトキシル-2,2′:6′,2′′-テルピリジン)のキシレン溶液にそれぞれ対応する2,6-ビス(1,2,4-トリアゾール-5-イル)ピリジンを加えることにより得た。両増感剤の光物理的及びDSC特性を比較した。光吸収特性は全可視光波長領域にわたってTF-52の方が優れていることが分かった。TF-52のDSC特性として以下の値を得た: 短絡光電流密度(J_sc)=23.3mAcm^-2,開回路光電圧(V_oc)=600mV,フィルファクタ=0.633,AM1.5G擬一太陽光でのパワー変換効率(η)=8.85%。

シソーラス用語： *太陽電池 ,  *増感剤 ,  *オスミウム錯体 ,  材料
準シソーラス用語： 光吸収材 ,  *色素増感太陽電池

分類 (3件)： 光化学一般  (CB08010U) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  太陽電池  (NC03084O)

物質索引 (3件)： 2,2′:6′,2′′-テルピリジン-4,4′,4′′-トリカルボン酸 ,  2,6-ビス[3-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル]ピリジン ,  2,6-ビス[3-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-イル]-4-(5-ドデシル-2-チエニル)ピリジン

タイトルに関連する用語 (4件)： 色素増感太陽電池 ,  オスミウム ,  光吸収材 ,  工学