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J-GLOBAL ID:201202277601849754   整理番号:12A0550524

製鋼スラグによる酸性水溶液からのAs(III)とAs(V)の除去特性

Removal characteristics of As(III) and As(V) from acidic aqueous solution by steel making slag
著者 (4件):
資料名:
巻: 213-214  ページ: 147-155  発行年: 2012年04月30日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,製鋼スラグ自体の環境リスク,ヒ素除去メカニズムおよび吸着後のヒ素の水性状態への再浸出可能性に焦点を当てた。本研究の目的は,水系のヒ素のための低コスト吸着剤としての製鋼スラグの使用を促進することである。カルシウムは容易にスラグから溶出し,浸出液の主要な物質となった。カルシウムの一部は,アルカリ性条件で非晶質炭酸カルシウムを形成でき,水溶液中のヒ素は,非晶質炭酸カルシウムとともに共沈あるいはそれに吸着して除去されると考える。ヒ素を含有する非晶質炭酸カルシウムの大部分は,スラグの非晶質酸化鉄に結合すると考える。スラグをヒ素除去のための吸着剤として用いた場合,pHが0.8から13.6の下で,スラグ自体から少量の有害化学物質が浸出した。また,スラグに吸着したヒ素の70~80%は,特定の還元および錯化条件がない限り,簡単に脱着する非晶質酸化鉄に結合した。初期pHが2近くで95~100%の除去効率を示し,したがってスラグは,酸性水溶液中のヒ素を除去するために適した吸着剤として使用できる可能性がある。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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下水,廃水の物理的処理  ,  重金属とその化合物一般  ,  吸着,イオン交換  ,  吸着剤 
タイトルに関連する用語 (2件):
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