文献

J-GLOBAL ID：201202277623064025   整理番号：12A1215383

光ファイバートラップでの顕微鏡下の対象物の回転

Rotation of microscopic objects in fiber optic trap

著者 (2件)： BLACK Bryan J. (Univ. Texas at Arlington, TX) ,  MOHANTY Samarendra K. (Univ. Texas at Arlington, TX)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 8225  ページ： 82250B.1-82250B.6  発行年： 2012年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光ファイバートラッピングは,細胞の安定なトラッピングのために導入されていて,マイクロ流体デバイスへの組込みが簡単であるため,溶液中検体の物理的と分光学的解析の際の対象物固定への応用が増加している。対象物の回転操作には,顕微鏡用レーザスパナが使用されるが,マイクロ流体チャンネル内部の深さ方向の作業距離には制限がある。一方,光ファイバーピンセットでは顕微鏡下対象物の深さ方向トラッピングが可能である。本研究では顕微鏡下対象物の回転に使用する光ファイバースパナを開発した。単一モードファイバ光学に基づいた本手法は対象物中の特別な構造や光学的特性を必要とせず,トラッピングと,垂直軸回転を同時に実施可能である。また,光ファイバートラップと連結したレーザビーム出力変更により回転速度も調節可能である。本システムはマイクロ流体プラットフォームに容易に組込み可能であるので,ラボ-オン-チップデバイスなどに応用可能と考えられる。すべての顕微鏡対象物の光ファイバー回転のための一般的方法を紹介た。イメージングと分光法に加えて,この方法が細胞トモグラフィーとマイクロ流体作動のためにも使用できることを示した。

シソーラス用語： *流体素子 ,  *光ファイバ ,  *光トラッピング ,  レーザ応用 ,  半導体チップ ,  分析機器 ,  フルイディクス ,  顕微鏡試料 ,  顕微鏡観察 ,  画像処理 ,  マイクロ流体デバイス
準シソーラス用語： ラボオンチップ装置 ,  光ピンセット ,  光マイクロマニピュレーション ,  細胞イメージング

分類 (2件)： 光導波路,光ファイバ,繊維光学  (BD06030H) ,  生体の顕微鏡観察法  (EA03050C)

タイトルに関連する用語 (4件)： 光ファイバー ,  トラップ ,  顕微鏡 ,  対象物