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J-GLOBAL ID：201202277738415077   整理番号：12A1172879

-マメ科牧草ガレガ(Galega orientalis Lam.)の栽培利用法および今後の課題-ガレガ草地のマメ科率向上

著者 (1件)： 奥村健治 (農業技術研究機構 北海道農研セ)
資料名： 日本草地学会誌  (Japanese Journal of Grassland Science)
巻： 58  号： 2  ページ： 122-127  発行年： 2012年07月15日 
JST資料番号： Y0119B  ISSN： 0447-5933  CODEN： NSGIDM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ガレガは北海道に導入が検討されているマメ科牧草であるが,播種年の成長が緩慢で,混播相手のイネ科牧草や雑草との競合によりさらに生育が阻害される。また,秋季における地下茎伸長時期の刈り取りによる翌年の収量の顕著な低下が見られ,この時期を刈り取り危険時期と呼ばれる。これらに対処する為の研究結果について取りまとめた。6月が播種適期で,翌年の収量が地下茎重量と高い相関を示すことから早期播種が重要であった。9月中・下旬は刈り取り危険時期であることから,これを避けて収穫する必要がある。しかし北海道は夏期播種が主流であることから,アカクローバと組み合わせ初期にマメ科率を高めることも検討された。また,ガレガについては北農研で,マメ科率が早期から上昇するように初期生育性の向上,刈り取り危険時期の刈り取りに対する影響緩和,および発芽に影響を与える硬実率低下を取り上げて選抜を行っている。

シソーラス用語： *マメ科 ,  *マメ科牧草 ,  北海道 ,  *植物成長 ,  *栽培管理 ,  播種 ,  時期 ,  アカツメクサ ,  混播 ,  収穫 ,  地下茎 ,  分離育種 ,  *作物育種
準シソーラス用語： *ガレガ属 ,  播種適期

分類 (3件)： 飼料作物,草地  (FC03050J) ,  作物育種一般  (FC02010K) ,  発生,成長,分化  (EH02030U)

タイトルに関連する用語 (5件)： マメ科牧草 ,  ガレガ ,  栽培 ,  草地 ,  マメ科率