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J-GLOBAL ID:201202277773639654   整理番号:12A1430214

ため池におけるアカハライモリの生息環境利用

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資料名:
巻: 2012  号:ページ: 125-130  発行年: 2012年09月30日 
JST資料番号: L4080A  ISSN: 1345-5826  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2010年の夏と秋と2011年の春に,岩手県奥州市のため池でカゴ網を用いてアカハライオモリの生息調査を行った。合計で119個体を捕獲した。春と秋には,多くの個体が水底に仕掛けたカゴ網で捕獲された。流水性の浮葉植生帯よりも抽水植生帯や開放水面の場所でより多くの個体が捕獲された。夏季には水面と水底での捕獲数,あるいは場所による捕獲数に有意差はなかった。このように,繁殖期(春と秋)と非繁殖期(夏)では,アカハライオモリの生息環境利用は異なった。
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分類 (1件):
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個生態学 
引用文献 (27件):
  • Akiyama, S., Y. Iwao, and I. Miura. 2011. Evidence for true fall-mating in Japanese newt Cynops pyrrhogaster. Zoological Science 28(10): 758-763.
  • Griffiths, R. A. 1996. Newts and salamanders of Europe. T. & A. D. Poyser Natural History, London.
  • 林光武.1996.有尾類.両生類・爬虫類・軟骨魚類(日本動物大百科)第5巻.平凡社,東京.p. 24-25.
  • 平林公男・中本信忠.2001.水辺におけるユスリカ類に関する研究の現状とその課題.日本生態学会誌 51:23-40.
  • Houlahan, J. E., C. S. Findlay, B. R. Schmidt, A. H. Meyer, and S. L. Kuzmin. 2000. Quantitative evidence for global amphibian population declines. Nature 404: 752-755.
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