抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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海難防止対策への応用も含めた海難リスクの低減を最終的な目標とし,人間信頼性解析(HRA)手法の一つであるCREAMのCPC(Common Performance Condition)概念を海難分析に特化した形に修正し,ヒューマンファクターに基づいた海難要因分析手法の検討を行った。CREAMの特徴であるCPC及び各評価項目を,操船者及び管理者のヒューマンファクターに基づいて海難分析に特化したものに修正し,衝突海運分析を行うためのチェックシートを作成した。CPCを用いてヒューマンファクターに基づく海難要因分析が可能であることを確認した。チェックシートを用いることで要因分析の質を高めると共に均質化が図られた。事故報告書等の海難要因と海難分析用CPCにより導き出した要因を比較することで,今後提案した分析手法の妥当性を検証した。