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J-GLOBAL ID:201202278014473195   整理番号:12A1736758

最近の2つ連続した年級群における相模川河口域でのニホンウナギAnguilla japonicaのシラスウナギの回遊到着の遅延:生態及び社会経済的影響

Late arrival of Anguilla japonica glass eels at the Sagami River estuary in two recent consecutive year classes: ecology and socio-economic impacts
著者 (4件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 1195-1204  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: L2029A  ISSN: 0919-9268  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,相模川河口域におけるニホンウナギ(Anguilla japonica)のシラスウナギ資源の回遊状態を調べた。2009年11月から2011年10月までの2年間,相模川河口域で月毎のモニタリング調査を行った。網で採集した個体は形態観察と耳石による年齢査定を行った。その結果,2009年11月~2010年10月と2010年11月~2011年10月の2シーズンにおいて,それぞれ114個体と372個体が得られた。両シーズンとも,河口域への到着開始時期は冬季初期であり,6月がピーク,8~10月はシラスウナギが採集されなかった。通常,シラスウナギは冬季から春季初期にかけて淡水域に回遊することが知られているが,本研究により,2年連続してシラスウナギが河口域に遅れて到着したことが明らかとなった。ニホンウナギのこの異常な回遊は近年の気候変動に起因しているのかもしれない。
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分類 (2件):
分類
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魚類  ,  個体群生態学 
引用文献 (44件):
  • MATSUI, I. Eel biology : aquaculture techniques. 1972
  • Food and Agriculture Organization. Fishery and aquaculture statistics, FAO yearbook 2008. 2010
  • Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries, Japan. The 85th statistical year book of the Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries (2009-2010). 2011
  • EGE, V. A revision of the genus Anguilla Shaw, a systematic, phylogenetic and geographical study. Dana Rep. 1939, 16, 1-256
  • WATANABE, S. Taxonomy of the freshwater eels, genus Anguilla Schrank, 1798. Eel biology. 2003
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