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J-GLOBAL ID：201202278422288177   整理番号：12A1617099

モンゴル・ウランバートル市街地における集合住宅地区の生活・居住環境に関する研究 その2-集合住宅地区におけるコミュニティ活動の傾向的特性について-

著者 (3件)： 杉本弘文 (都城工高専) ,  川岸梅和 (日本大 大学院生産工学研究科) ,  川岸梅和 (日本大 生産工)
資料名： 都市住宅学  (Urban Housing Sciences)
号： 79  ページ： 20-25  発行年： 2012年10月31日 
JST資料番号： L5753A  ISSN： 1341-8157  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,モンゴル・ウランバートル市街地における集合住宅地区のコミュニティ形成の実態と傾向を把握し,都市部集合住宅での集住における生活・居住環境づくりを報告した。先ず,本研究の特徴と研究の位置付け,調査対象集合住宅の概要,研究の方法を報告した。次に,調査結果に関し,調査対象の属性及び近所付き合いの度合い,居住年数から見た定住意向と居住者のコミュニティ形成の情況,近所付き合いの度合いから見た定住意識及び協同・協働活動の情況を報告した。最後に,まとめとして,集合住宅地区居住者のコミュニティ意識・活動に関する傾向的特性とウランバートル市街地の集合住宅地区における生活・居住環境づくりに関して,居住年数が多い居住者や近所付き合いの度合いが強い居住者ほど,定住意識が高く,自身の生活・居住空間に近い居住者との付き合いが活性化していること,集合住宅居住者は日頃よく付き合っている人が「職場の人」である割合が高いこと,近所付き合いの度合いが高い居住者ほど,集合住宅地区内及び近隣地域での協同・協働活動やイベント活動への参加度及び評価が高いこと等を報告した。

シソーラス用語： *モンゴル国 ,  *市街地 ,  *集合住宅 ,  住環境 ,  *コミュニティ ,  *実態調査 ,  コミュニケーション ,  アンケート ,  供用期間 ,  定着 ,  人間関係 ,  移動 ,  管理者 ,  住民参加 ,  ウランバートル市
準シソーラス用語： ウランバートル

分類 (1件)： 住居地域計画一般  (RD03010G)

引用文献 (7件)：

• 1)バダラハ・バタボルト,眞嶋二郎 モンゴルの住宅政策と住宅事情一社会主義体制 から民主化・市場経済体制への変遷一,日本建築学会大会学術講債梗概集,F-1分冊, pp 1083~1084,1998.9
• 2)岡絵理子0鳴侮邦碩0ウィトメン・トメンジャルカル 社会主義都市の民主化によ る土地と住宅の概念の変化に関する研究 モンゴルの首都、ウランバートルを事例に『,2002年度第37回日本都市計画学会学術研究PR9文集, pp 637~642,200211
• 3)中村和喜,野口孝博,福島明,B Batbold,1 GonchigbatO辻井順 集合住宅における 居住者の方位観と平面構成モンコル、ウランバートル市における都市居住様式と住環境 に関する研究その1,日本建築学会大会学術講演梗概集,E-2分冊OPP13~14,20039
• 4)泉建太郎,古谷誠章 ウランバートルにおける都市定住化に関する研究 ゲル住区 の比較実態研究,日本建築学会大会学術講演梗概集OE2分冊Opp55~56,2005.9
• 5)中西巧,川岸梅和,長谷川光弘 モンゴル国・ウランバートル市における生盾空間計画 に関する研究その3,日本建築学会大会学術講演梗概集,F-1分冊OPP183184,20039

タイトルに関連する用語 (10件)： モンゴル ,  ウランバートル ,  市街地 ,  集合住宅 ,  地区 ,  生活 ,  居住環境 ,  研究 ,  コミュニティ活動 ,  傾向