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J-GLOBAL ID:201202278753448697   整理番号:12A1670607

Al3Ti添加剤で焼結したTiB2のミクロ組織に及ぼす焼結温度の影響

Influence of Sintering Temperature on the Microstructure of TiB2 Sintered with Al3Ti Additive
著者 (1件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 1648-1651 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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スパークプラズマ焼結(SPS)を用いて,チタン3アルミナイド(Al3Ti)を添加し,1273~1573Kの温度でホウ化チタン(TiB2)を焼結した。X線回折測定で,1273Kでの焼結によってTiB2-Al3Ti複合材料を得ることができることが判明した。試験片のVickers硬さは,1273Kでの焼結によってAl3Ti量の最大30%までの増加とともに増加し,TiB2-30mass%Al3Ti複合材料の相対密度は約96%であり,Vickers硬さは2100Hvと高い。他方,Al3Tiは1473K以上の焼結中に蒸発する。10mass%Al3Tiを添加して1573Kで焼結したTiB2の相対密度は94%で,Vickers硬さは2100Hvであり,一方Al3Ti無しで焼結したTiB2の相対密度は76%と低い。この事実は,Al3TiがTiB2の拡散を加速し,1473K以上の焼結において焼結TiB2試験片を緻密化させることを示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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セラミック・陶磁器の製造 
引用文献 (10件):
  • 1) R. A. Cultler: Engineering Materials Handbook, Vol. 4, (ASM International, Materials Park, OH, 1991) pp. 787–811.
  • 2) M. A. Einarsrud, E. Hagen, G. Pettersen and T. Grande: J. Am. Ceram. Soc. 80 (1997) 3013–3020.
  • 3) J. H. Park, Y. H. Lee, Y. H. Koh, H. E. Kim and S. S. Baek: J. Am. Ceram. Soc. 83 (2000) 1542–1544.
  • 4) S. H. Kang, D. J. Kim, E. S. Kang and S. S. Baek: J. Am. Ceram. Soc. 84 (2001) 893–895.
  • 5) T. S. R. Murthy, B. Basu, R. Balasubramaniam, A. K. Suri, C. Suburamanian and R. K. Fotedar: J. Am. Ceram. Soc. 89 (2006) 131–138.
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