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J-GLOBAL ID:201202278800524356   整理番号:12A0809220

骨芽細胞により示されるNFκBの膜結合受容体活性化剤リガンド(RANKL)活性は骨溶解因子により異なって調節される

Membrane-bound receptor activator of NFκB ligand (RANKL) activity displayed by osteoblasts is differentially regulated by osteolytic factors
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資料名:
巻: 422  号:ページ: 48-53  発行年: 2012年05月25日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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破骨細胞形成は骨代謝に中心的であり,骨髄単核細胞前駆体を,骨芽細胞に対しNFκBの膜結合受容体活性化剤リガンド(RANKL)により刺激した場合に生じる。骨溶解ホルモンは,骨芽細胞RANKL発現を誘導し,RANKLデコイ受容体,オステオプロテゲリン(OPG)の生産を低下する。しかしながら,ホルモンにより誘導される破骨細胞形成刺激を測定するため,RANKLとOPG mRNAまたは蛋白量より,骨芽細胞表面での全RANKL活性を測定する必要性がある。これを推定するため,NFκB (NFκB-RAW)またはNFATc1 (NFAT-RAW)結合プロモーター要素により調節される,ルシフェラーゼレポーター構築物をトランスフェクトした,前破骨細胞RAW264.7細胞を用いた,細胞レポーター法を用いた。強いシグナルが,24時間にわたり組み換えRANKにより,これら細胞で誘導された。NFκB-RAW細胞を,骨溶解因子,1,25-(OH)2ビタミンD3(1,25(OH)2D3)およびプロスタグランジンE2(PGE2)により刺激した,骨芽細胞(初代培養骨芽細胞またはKusa O細胞)上で共培養すると,NFκB-RAW細胞で強い用量に依存したシグナルが誘導された。これらシグナルは,可溶性組み換えRANKL受容体,RANK.Fcにより完全に抑制された。この骨芽細胞RANKL活性は,Kusa O細胞で3日間維持された;1,25(OH)2D3除去しても,RANKL誘導シグナルは24時間後でも検出できた。TGFβ処理は,1,25(OH)2D3処理Kusa O細胞により支持される破骨細胞形成を促進し,同様に,これら細胞と共培養したNFAT-RAWでRANKLに依存したシグナルを抑制した。これらデータは,骨芽細胞表面での全RANKL刺激が,RANKL mRNA量に対する効果と一致して,1,25(OH)2D3およびPGE2により増加し,TGFβにより抑制されることを示す。これら結果は,骨芽細胞RANKL活性に対する,この簡単な共培養に基づくレポーター分析の有用性を示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ビタミンD  ,  その他の脊椎動物ホルモン  ,  骨格系 

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