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J-GLOBAL ID:201202278806980230   整理番号:12A0967527

IgGは回避性樹状細胞取込みから病毒性Salmonellaを保つ

IgG keeps virulent Salmonella from evading dendritic cell uptake
著者 (4件):
資料名:
巻: 136  号:ページ: 291-305  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: H0768A  ISSN: 0019-2805  CODEN: IMMUAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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樹状細胞(DC)は無傷T細胞のプライミングを行い,抗細菌免疫を開始する食作用性の専門的抗原提示細胞であるが,Salmonella等のある種の病原性細菌ではDC機能を損なう病毒性機構(SPI-I等)が発達している。最近の研究から,SalmonellaのIgGオプソニン化が,DCの抗原性ペプチド-MHC複合体提示能力とT細胞プライミング能力を回復できることが示された。本研究で,IgGコートされたSalmonellaは抗捕捉蛋白質の分泌能を保持するにも拘わらず,DCがIgGコートされた細菌を多数取込むことを示した。このことはDCがIgGコートされたSalmonellaを取込むには,フリー細菌とは別機構を使用することを示唆した。DCはIgGコートされた細菌の捕捉にPI3K,アクチン細胞骨格,ダイナミンを使用しなかった。また,細菌捕捉はFcγR非依存性だった。取込まれた細菌はリソソーム内で迅速分解された。本知見は,IgGコートされたSalmonellaの取込に,PI3K/アクチン細胞骨格/ダイナミン/FcγRを使用しない新規機構を用い,それは抗捕捉性SPI-1由来エフェクタの影響を受けず,DC免疫原性,細菌分解,抗原提示を増強することを示す。
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分類 (1件):
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生体防御と免疫系一般 

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