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J-GLOBAL ID：201202278844002918   整理番号：12A0340648

U^VI還元への磁鉄鉱化学量論の影響

Influence of Magnetite Stoichiometry on UVI Reduction

著者 (8件)： LATTA Drew E. (Univ. Iowa, Iowa, USA) ,  LATTA Drew E. (Argonne National Lab., Illinois, USA) ,  GORSKI Christopher A. (Univ. Iowa, Iowa, USA) ,  GORSKI Christopher A. (Swiss Federal Inst. of Aquatic Sci. and Technol., Duebendorf, CHE) ,  BOYANOV Maxim I. (Argonne National Lab., Illinois, USA) ,  O’LOUGHLIN Edward J. (Argonne National Lab., Illinois, USA) ,  KEMNER Kenneth M. (Argonne National Lab., Illinois, USA) ,  SCHERER Michelle M. (Univ. Iowa, Iowa, USA)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 46  号： 2  ページ： 778-786  発行年： 2012年01月17日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 六価ウラン(U^VI)は種々の微生物により酵素的に還元されて,磁鉄鉱などFe²⁺鉱物により非生物学的に還元される。Fe²⁺鉱物は異化的鉄還元によりFe³⁺(オキシ)水酸化物から形成される。磁鉄鉱は鉄金属の腐食生成物でもあり,ウランを含む使用済み核燃料の廃棄物容器の腐食でも形成される可能性がある。磁鉄鉱の化学量論比(x,Fe²⁺/Fe³⁺)が磁鉄鉱によるU^VI還元における程度を説明できることを明らかにした。x≧0.38の部分酸化磁鉄鉱は閃ウラン鉱ナノ粒子中のU^VIをU^IVに還元して,x<0.38の酸化磁鉄鉱およびx=0の磁鉄鉱はU^VIを吸着した。化学合成したx≧0.38の磁鉄鉱により,x=0.43の生物起源磁鉄鉱の熱殺菌懸濁液中でナノ粒子UO₂がU^VIの還元により生成することを示した。X線吸収およびメスバウアー分光法によりU^VIのU^IVへの還元が磁鉄鉱中のFe²⁺の酸化と共役していることを示した。酸化磁鉄鉱への水性Fe²⁺の添加はU^VIのUO₂への還元を起こして,溶液からFe²⁺が磁鉄鉱に取り込まれて化学量論比を増加させることを確認した。

シソーラス用語： 放射能汚染 ,  放射能除染 ,  汚染物質 ,  *ウラン ,  酸化ウラン ,  *反応 ,  *磁鉄鉱 ,  *化学量論 ,  鉄 ,  比率 ,  酸化鉱物 ,  部分酸化 ,  成因 ,  ナノ粒子 ,  金属イオン ,  鉄化合物 ,  作用機序 ,  X線吸収 ,  Moessbauer分光法 ,  腐食生成物 ,  放射性汚染物質
準シソーラス用語： 4価ウラン ,  二価鉄 ,  二酸化ウラン ,  *還元反応 ,  原子比 ,  三価鉄 ,  生物起源 ,  閃ウラン鉱 ,  第一鉄イオン ,  放射能汚染物質 ,  *六価ウラン

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

タイトルに関連する用語 (3件)： 還元 ,  磁鉄鉱 ,  化学量論