抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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重合体/ナノ粒子ハイブリッド太陽電池には無機半導体ナノ粒子と共役高分子半導体とで構成される集光層がある。これらの集光層により高い電力変換効率(PCE)が得られる可能性がある。しかし,これらの太陽電池について報告されているPCE値は今のところ予測されるほど高くない。本論文では現在重合体/ナノ粒子ハイブリッド太陽電池を調製するために用いられている主な方法をコロイドの観点から概観した。2005~2011年の期間の重合体/ナノ粒子ハイブリッド太陽電池のPCEデータを提示し,重合体/フラーレン電池からのPCEデータと比較した。比較的低い重合体/ナノ粒子ハイブリッド太陽電池のPCE値の主な理由は無統制な凝集とナノ粒子表面における残留絶縁リガンドである。Manchesterにおいて検討した2つの重合体/ナノ粒子ハイブリッド系を考察した。これらの系では,凝集の開始と複合膜形態に対する凝集の影響とをコロイドの観点から検討した。重合体/ナノ粒子ハイブリッド太陽電池のPCEを増加させ,広範な商業化に必要な10%の値に向かってPCEを向上させるには段階変化手法が必要であると結論した。ありうるより長期のテラワット太陽エネルギー発電の利用に用いられる可能性のある一定の範囲のナノ粒子を考察した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.