自動車用プレコート金属のためのエラストマポリエステル被覆の合成とキャラクタリゼイション

MOON Je-ik; LEE Yong-hee; KIM Hyun-joong; KIM Hyun-joong

文献

J-GLOBAL ID：201202278885171465 整理番号：12A0437491

自動車用プレコート金属のためのエラストマポリエステル被覆の合成とキャラクタリゼイション

Synthesis and characterization of elastomeric polyester coatings for automotive pre-coated metal

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資料名：
巻： 74 号： 1 ページ： 125-133 発行年： 2012年05月
JST資料番号： A0541C ISSN： 0300-9440 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

自動車用プレコート金属系(PCM)を,環境規制に取組むために,湿式被覆工程に置き換える研究を行った。エラスティックポリエステル被覆を,自動車用PCMの耐スクラッチ性を向上させ,リフロ特性を付加するよう設計した。樹脂の特性,硬化挙動,粘弾性を,¹H NMR,GPC,RPT及びDMAにて測定した。柔軟性をテクスチャーアナライザーにより調べた。光学顕微鏡を取付けたナノスクラッチ試験機で,被覆の耐スクラッチ性及びスクラッチ表面の形態を測定した。Amtec研究所洗車試験及びシャープナイフ試験により,被覆のリフロ性を明らかにした。ダメージを受けた表面の形態の変化をミニ-SEMで測定した。1,4-シクロヘキサンジオール含量が増加するにつれて,最終の硬化回数は減少し,被覆の動弾性係数及びT_gは増加した。これは,1,4-シクロヘキサンジオールのシクロヘキサン構造の高い剛性に関連している。耐スクラッチ性に関しては,試験した処方の一つであるEP-6が,1,4-シクロヘキサンジオールの剛構造の復元力による高い耐スクラッチ性を保持していた。熱処理後の輝度回復性は,洗車試験においてシクロヘキサン構造の含量の増加につれて向上した。深いスクラッチの場合の被覆のリフロ性を熱処理により測定した。シクロヘキサン構造は,ポリエステル被覆の耐スクラッチ性及びリフロ性を向上させる優れた要因である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

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プラスチック被覆 , ポリエステル,アルキド , 自動車材料

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