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J-GLOBAL ID：201202278931517991   整理番号：12A0438748

酵母におけるステロイド取り込みと輸送機構

Mechanisms of sterol uptake and transport in yeast

著者 (2件)： JACQUIER Nicolas (Dep. of Medicine, Div. of Biochemistry, Univ. of Fribourg, Chemin du Musee 5, CH-1700 Fribourg, CHE) ,  SCHNEITER Roger (Dep. of Medicine, Div. of Biochemistry, Univ. of Fribourg, Chemin du Musee 5, CH-1700 Fribourg, CHE)
資料名： Journal of Steroid Biochemistry & Molecular Biology  (Journal of Steroid Biochemistry & Molecular Biology)
巻： 129  号： 1-2  ページ： 70-78  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： C0595A  ISSN： 0960-0760  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ステロールが異なる膜間をいかに輸送されるかに関する最近の研究進歩を要約した。小胞体の膜において,それ自身の主ステロール,エルゴステロールを合成でき,そこからそれは細胞膜に輸送されるので,脂質輸送経路を解明するためにパン酵母は特に魅力的な生物である。Saccharomyces cerevisiaeは通性嫌気生物であり,酸素の非存在化ではステロール栄養要求となる。この条件下で,細胞は環境からステロールを取り込み,小胞体膜に脂質を逆輸送する。そこで遊離ステロールはエステル化され,油滴中に貯蔵される。ステリルエステル形成は,細胞膜から小胞体への外来供給ステロイドの逆輸送を見積もるために,信頼できる読み取りとなる。真菌エルゴステロールの大半の膜機能は,哺乳類コレステロールを含む,構造的に関連するステロールによって提供され得る。しかしながら,外来性ステロールは逆にアセチル化されて脂質品質管理に従わせられる。アセチル化されたステロールは細胞外に効率的に排出されるので,脱アセチル化酵素の基質特異性が保持すべきステロイドを決定する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ステロイド ,  Saccharomyces cerevisiae ,  エステル化 ,  性質 ,  *細胞内輸送 ,  小胞体 ,  細胞膜 ,  アセチル化 ,  基質特異性 ,  ポリエン ,  ステロール ,  脂環式アルコール ,  第二アルコール
準シソーラス用語： 通性嫌気性

分類 (2件)： 微生物生理一般  (EG03051L) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： エルゴステロール

タイトルに関連する用語 (4件)： 酵母 ,  ステロイド ,  取り込み ,  輸送