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J-GLOBAL ID:201202279091403120   整理番号:12A0568623

液晶NMR分光法によって調べ,真空中理論予測と比較した溶液中trans-スチルベンの立体配座分布

Conformational Distribution of trans-Stilbene in Solution Investigated by Liquid Crystal NMR Spectroscopy and Compared with in Vacuo Theoretical Predictions
著者 (3件):
資料名:
巻: 116  号:ページ: 2876-2885  発行年: 2012年03月08日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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trans-スチルベン(t-St)は化学的見地と同様に幾つかの重要な生物学的及び技術的特性を有している一連の誘導体の原型となるフラグメンからなる「基本的」分子である。このt-Stの事例では,π共役の柔軟性有機分子はそのねじれ立体配座の平衡状態を決定する力の収支に構造-活性相関があってそれ自体興味深く,構造と立体配座分布に関する基本的疑問は実に興味ある問題になっている。事実問題として,t-Stの平面性問題は単離される溶液中に分子があるとき,特別な議論の対象になっている。ここでは,ZLI-1132液晶NMR分光法の強力技法を用いることによって溶液中t-Stの立体配座分布を調べ,真空中で行った正確な理論計算と得た実験結果を比較した。理論予測は結合長と角度緩和各3°ねじれ段階を可能にするMP2法/6-31G**基底関数系を使用した。この理論と実験の成果は分子の非平面性を指示することと一致し,そこでは,対照的に四種類の安定回転異性体,関連した二個ずつの対称性の共存を示した。特に,プロペラ状C2対称性立体配座に相当する大域最小の対を見いだし,そこでは環は共に溶液中で約17°及び真空中で27°(理論値)のビニル基の面で「脱回転」していた。このほかに,17°(流体相)または27°(単離分子に対する理論計算値)の共に「反回転」環を有するC1対称性局所最小の対の存在を決定した。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
芳香族単環炭化水素  ,  有機化合物のNMR 

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