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J-GLOBAL ID：201202279134471290   整理番号：12A1571834

水生系での溶存有機物と細菌細胞膜における反応性チオール濃度の推算

Estimation of Reactive Thiol Concentrations in Dissolved Organic Matter and Bacterial Cell Membranes in Aquatic Systems

著者 (5件)： JOE-WONG Claresta (Princeton Univ., New Jersey, USA) ,  SHOENFELT Elizabeth (Princeton Univ., New Jersey, USA) ,  HAUSER Emily J. (Princeton Univ., New Jersey, USA) ,  CROMPTON Nyssa (Princeton Univ., New Jersey, USA) ,  MYNENI Satish C. B. (Princeton Univ., New Jersey, USA)
資料名： Environmental Science & Technology  (Environmental Science & Technology)
巻： 46  号： 18  ページ： 9854-9861  発行年： 2012年09月18日 
JST資料番号： B0839A  ISSN： 0013-936X  CODEN： ESTHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水生環境での金属と有機汚染物質のスペシエーションに関係する有機チオールの濃度を推算する方法を検討した。分離した小さいチオールの濃度はクロマトグラフィーと誘導体化法によって推算できるが,生物巨大分子の腐植物質と結合したチオールの濃度の推算は難しい。ここでは,チオールとの結合で蛍光が大きく増加する可溶性ブロモビマン,モノブロモ(トリメチルアンモニオ)ビマン(qBBr)を用いる蛍光分光法によって,生物巨大分子と細胞膜でのチオール濃度を推算した。qBBrと反応するチオールによる蛍光変化によって,システインとグルタチオン等の小さいチオールの50nM溶液で,分離と予備濃縮なしに検出できた。溶存有機物(DOM)と結合したチオールもDOMのバックグラウンド蛍光に依存する低いμM濃度で検出できることを示した。

シソーラス用語： *チオール ,  *水質試験 ,  細胞膜 ,  有機物 ,  反応性 ,  生息環境 ,  濃度測定 ,  腐植 ,  *水質汚濁物質 ,  *蛍光分光法 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  トリペプチド ,  含硫アミノ酸 ,  第一アミン
準シソーラス用語： 水生環境 ,  溶存有機物

分類 (3件)： 水質調査測定一般  (SB02060X) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  水中の汚染物質の物理分析  (CC03080N)

物質索引 (5件)： グルタチオン ,  システイン ,  ジブロモビマン ,  ブロモトリメチルアンモニウムビマン ,  モノブロモビマン

タイトルに関連する用語 (5件)： 溶存有機物 ,  細菌 ,  細胞膜 ,  反応性 ,  チオール