抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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モードロックYbファイバレーザによって81MHzにおいて同期的に励起されたMgO:PPLN光学的パラメトリック振動子のキャビティ内第二高調波生成(SHG)に基づく遠赤外ピコ秒パルスの安定でハイバワーな光源について報告した。β-BaB<sub>2</sub>O<sub>4</sub>と5mm結晶における第一種(oo→e)SHGに対する大きなスペクトル許容バンド幅を使用することにより,最小限の角度調整域で752~860nmのスペクトル範囲にわたってピコ秒パルスを生成し,778nmで3.5Wの出力パワーと調整域の73%にわたって>2Wとなり,TEM<sub>00</sub>空間プロファイル及びM<sup>2</sup><1.4の良好なビーム品質を得た。SHG出力パルスの持続時間は15.2psで,784nmにおけるスペクトルバンド幅は約3.4nmとなった。更に,振動子は同時に1505~1721nm(25THz)にわたって>1Wの信号強度と2787~3630nm(25THz)にわたって>1.8Wのアイドラーパワーを与えたが,これは1059nmmの全(信号+アイドラー)調整域に相当する。SHG,信号,アイドラー出力はそれぞれ1.6%,1.3%,1.6%rmsよりも良好な受動的長期間パワー安定性を14h時間にわたって示した。(翻訳著者抄録)