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J-GLOBAL ID:201202279425332556   整理番号:12A0900487

Aβ毒性の仲介におけるヒポカルシンの役割

Role of hippocalcin in mediating Aβ toxicity
著者 (10件):
資料名:
巻: 1822  号:ページ: 1247-1257  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カルシウム脱調節はAlzheimer病(AD)においてよく確立した病理学的機序であることから,ヒトAD脳及びトランスジェニックマウスモデルにおけるヒポカルシンの推定役割を調べた。対照と比べて,ヒポカルシンレベルはヒトAD脳及びAβ斑形成APP23トランスジェニックマウスにおいて上昇することを見い出した。Aβ毒性におけるヒポカルシンの役割を調べるために,ヒポカルシンノックアウト(HC KO)マウス由来初代培養物をAβと処理し,それらが対照よりもAβ毒性に感受的であることを見い出した。同様に,細胞内カルシウムレベルを脱調節するタプシガルギンあるいはイオノマイシンとの処理は,野生型と比べてHC KOマウス由来の海馬ニューロンにおいて毒性の増大を引き起こした。さらに,ミトコンドリア複合体I活性が野生型及びHC KOマウス由来海馬ミトコンドリアにおいて3~6か月にわたって上昇したが,後者が野生型よりも極めて強い加齢表現型を示すことを見い出した。Aβ処理は3か月齢でのHC KOマウス由来海馬ミトコンドリアに対して顕著な毒性を誘導し,一方,野生型ミトコンドリアでは誘導されなかった。これらのデータから,ヒポカルシンがADにおいて神経保護的役割を有することを示唆し,推定バイオマーカーとして提示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  神経の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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