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J-GLOBAL ID:201202279753454448   整理番号:12A1719427

ヨーロッパの青少年では性別と年齢が血中葉酸,ビタミンB12,ビタミンB6,ホモシステイン濃度に影響する:Helena研究

Gender and age influence blood folate, vitamin B12, vitamin B6, and homocysteine levels in European adolescents: the Helena Study
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巻: 32  号: 11  ページ: 817-826  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: E0636B  ISSN: 0271-5317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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各年齢でのビタミン状態を正確に評価することが重要であるが,青年期は健康な成長と発育のために必要量が多くなるので特に重要である。しかし健康な青少年用のビタミンB群推奨値はまだない。本研究では特定のビタミンBと総ホモシステイン(tHcy)の推奨値開発に利用するためにヨーロッパの青少年のビタミンB状態を評価した。HELENA(青少年の栄養によるヨーロッパ健康的ライフスタイル)断面研究の中で,よーロパ10年に住む1051人(男性499人,女性552人,12.5~17.49歳)のサブサンプル青少年について,空腹時血漿葉酸(PF),赤血球(RBC)葉酸,血清コバラミン(Cbl),ホロトランスコバラミン(Holo-TC),ビタミンB<sub>6</sub>(PLP),tHcyを分析した。有意レベルはP<.05とした。現在の成人用カットオフ値に従うと,2%が低Cbl,5%が低Holo-TC濃度であった。PF及びRBC葉酸の低濃度が10%に見られた。5%はPLP濃度<20nmol/Lで,20%が<30nmol/Lであった。さらに5%が高tHcy;全試料の平均値は:PF 16.0nmol/L,RBC葉酸721.9nmol/L,Cbl 319pmol/L,Holo-TC 57.8pmol/L,tHcy 6.7μmol/L。女性は平均Cblが有意に高かったがPLPとtHcy濃度は低かった(P<.01)。全年齢カテゴリーでtHcyは増加し(P<.001),PFは減少した(P<.001)。PFの第五パーセンタイルで被験者は有意に高いtHcy値7.5nmol/Lを示した。性別と年齢は検討したバイオマーカーに最も強く影響した。HELENAパーセンタイル分布は小規模研究のデータと一致し,ヨーロッパの青少年のビタミンB状態を特徴づける参照値として利用できると考えられた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ビタミンB群  ,  栄養調査 

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