文献

J-GLOBAL ID：201202280155214805   整理番号：12A0564954

培養視床下部ニューロンにおけるG蛋白質共役性腺刺激ホルモン放出ホルモン受容体によるErbB4の選択的分割

Selective Cleavage of ErbB4 by G-Protein-Coupled Gonadotropin-Releasing Hormone Receptor in Cultured Hypothalamic Neurons

著者 (7件)： HIGA-NAKAMINE Sayomi (Univ. Ryukyus, Okinawa, JPN) ,  MAEDA Noriko (Univ. Ryukyus, Okinawa, JPN) ,  TOKU Seikichi (Univ. Ryukyus, Okinawa, JPN) ,  YAMAMOTO Tomoko (Univ. Ryukyus, Okinawa, JPN) ,  YINGYUENYONG Matee (Univ. Ryukyus, Okinawa, JPN) ,  KAWAHARA Masahiro (Kyusyu Univ. Health and Welfare, Miyazaki, JPN) ,  YAMAMOTO Hideyuki (Univ. Ryukyus, Okinawa, JPN)
資料名： Journal of Cellular Physiology  (Journal of Cellular Physiology)
巻： 227  号： 6  ページ： 2492-2501  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： E0042B  ISSN： 0021-9541  CODEN： JCLLA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)は視床下部ニューロン(GnRHニューロン)から放出される。この研究において,ErbB4及びEGF受容体(EGFR)は不死化GnRHニューロン(GT1-7細胞)において発現することを示した。siRNAによるErbB4のノックダウンはERK活性化を阻害し,ErbB4及びEGFRはこの酵素の活性化に必要であることを示唆した。GT1-7細胞においてErbB4はGnRH及びPMAにより切断されることを見出した。それに加えて,GnRH処理はErbB4の分割及び80kDaフラグメントの蓄積を誘導することを示した。またTNFα変換酵素(TACE)阻害剤(TAPI-1)及びsiRNAによるTACEノックダウンはGT1-7細胞における分割を阻害し,TACEの関与を示唆した。これらの結果から,ErbB4発現のダウンレギュレーションはGPCR刺激により誘導されることを示唆した。

シソーラス用語： *性腺刺激ホルモン放出ホルモン ,  ニューロン ,  *視床下部 ,  EGF受容体 ,  *情報伝達受容体 ,  培養細胞 ,  siRNA ,  ERK【酵素】 ,  酵素活性化 ,  マトリックスメタロプロテイナーゼ ,  膜タンパク質 ,  *ホルモン受容体 ,  脂肪酸 ,  ジエン ,  エノン ,  四環ジテルペン ,  カルボン酸エステル ,  第二アルコール ,  ヒドロキシケトン ,  ポリオール ,  GnRHニューロン ,  GT1-7細胞 ,  *ErbB-4受容体 ,  TNFα変換酵素 ,  *内分泌腺 ,  *分泌腺
準シソーラス用語： *ErbB4 ,  TACE

分類 (2件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  中枢神経系  (EJ12030F)

物質索引 (2件)： PMA ,  TAPI-1

タイトルに関連する用語 (8件)： 培養 ,  視床下部 ,  ニューロン ,  G蛋白質 ,  共役 ,  性腺刺激ホルモン放出ホルモン ,  受容体 ,  ERBB4