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J-GLOBAL ID：201202280173208707   整理番号：12A1320479

自然に進化したG蛋白質連結受容体は準立体配座を採用する

Naturally evolved G protein-coupled receptors adopt metastable conformations

著者 (4件)： CHEN Kuang-Yui Michael (Baylor Coll. Medicine, TX) ,  ZHOU Fuguo (Baylor Coll. Medicine, TX) ,  FRYSZCZYN Bartlomiej G. (Baylor Coll. Medicine, TX) ,  BARTH Patrick (Baylor Coll. Medicine, TX)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 33  ページ： 13284-13289  発行年： 2012年08月14日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 膜受容体の立体配座安定性を支配する原子レベルの決定因子の同定と,構造的に安定な受容体変異体の設計の為の統合的な方法を開発した。この方法をβ1アドレナリン受容体(B1AR)に適用し,いくつかの準安定状態にある領域を同定した。その領域は,非保存性で最適ではない極性残基とvan der Waals力による相互作用によって特徴付けられた。これらの領域の変異誘発によって,不活性状態に固定した13の新規のB1ARを設計した。この中の2つはWTやM23よりも高い熱安定性を示した。今回,天然のG蛋白質連結受容体配列は構造的に準安定な状態になるように進化した事を示唆し,性質の良く分からない多くの膜受容体の安定な変異体を設計するのに役立つ方法を提示した。

シソーラス用語： *膜受容体 ,  安定性 ,  *β1受容体 ,  *分子設計 ,  準安定状態 ,  生物学 ,  細胞情報伝達 ,  立体配座 ,  van der Waals力
準シソーラス用語： *G蛋白質連結受容体 ,  構造安定性 ,  合成生物学 ,  *蛋白質設計

分類 (2件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C)

タイトルに関連する用語 (3件)： G蛋白質連結受容体 ,  立体配座 ,  採用