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J-GLOBAL ID:201202280263421590   整理番号:12A0675711

TaLsi1(コムギケイ素トランスポータ遺伝子)のクローニング,機能的特性化及び異種発現

Cloning, functional characterization and heterologous expression of TaLsi1, a wheat silicon transporter gene
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巻: 79  号: 1-2  ページ: 35-46  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: W0811A  ISSN: 0167-4412  CODEN: PMBIDB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ケイ素(Si) は植物に有益であり,生物的及び非生物的ストレスを軽減する。そのようなプラス効果の規模は植物の自然なSi吸収能と関係する。大部分のイネ科牧草は乾物量ベースで10%程度を蓄積するが,Arabidopsisを含む大部分の双子葉類による吸収は0.1%未満である。この論文で本研究はTaLsi1(コムギケイ素トランスポータ遺伝子)のクローニング及び機能的特性化を記述する。加えて,本研究はイネのオーソログTaLsi1及びOsLsi1をケイ素取込み性能が非常に小さい種Arabidopsisに導入してケイ素取込みを調査するため非相同系を開発した。CaMV 35S プロモータ制御下で構成的に発現させるとTaLsi1及びOsLsi1は共に根及びシュートの細胞で発現した。TaLsi1又はOsLsi1のそのような構成的発現は,WTと比較して形質植物におけるケイ素蓄積が4倍~5倍増加した。しかし,このケイ素吸収で有害な症状が発生した。コムギトランスポータを根特異的プロモータ(ホウ素トランスポータ遺伝子(AtNIP5;1) プロモータ)制御の下で発現させると,ケイ素吸収が同様に増加したが,植物は症状を示さずまた正常に成長した。これらの結果は,TaLsi1は,TArabidopsisではその発現でケイ素取込みが増加するためまさに機能的ケイ素トランスポータであるが,この発現は健全植物発達のために根細胞に制限する必要がある。この異種発現系の有効性はケイ素取込みの機構及び便益の詳細研究を容易にする。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物栄養  ,  分子遺伝学一般 

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