文献

J-GLOBAL ID：201202280521803622   整理番号：12A0396013

周波数変調原子間力顕微鏡で可視化した液体炭化水素化粧アルカンチオール単分子層の2次元分布

Two-dimensional distribution of liquid hydrocarbons facing alkanethiol monolayers visualized by frequency modulation atomic force microscopy

著者 (3件)： HIASA Takumi (Dep. of Chemistry, Graduate School of Sci., Kobe Univ. 1-1 Rokkodai, Nada, Kobe 657-8501, JPN) ,  KIMURA Kenjiro (Dep. of Chemistry, Graduate School of Sci., Kobe Univ. 1-1 Rokkodai, Nada, Kobe 657-8501, JPN) ,  ONISHI Hiroshi (Dep. of Chemistry, Graduate School of Sci., Kobe Univ. 1-1 Rokkodai, Nada, Kobe 657-8501, JPN)
資料名： Colloids and Surfaces. A. Physicochemical and Engineering Aspects  (Colloids and Surfaces. A. Physicochemical and Engineering Aspects)
巻： 396  ページ： 203-207  発行年： 2012年02月20日 
JST資料番号： A0539B  ISSN： 0927-7757  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1-ドデカンチオールの自己集合単分子層をAu(111)フィルム上で調製し,液体炭化水素:n-ドデカン,n-ヘキサデカンおよび1-フェニルオクタン中に浸漬した。このチオールの個々のCH₃基の地形的突起部を,液体中で操作した周波数変調原子間力顕微鏡で同定した。チップ-表面距離および横座標の関数として,pN-次,チップ-表面力を決め,単分子層上の構造化液体を可視化した。液相に対応する1次元の力-距離曲線上に振動変調が出現した。一方,特定の相互作用を生成するどのような官能基も界面には存在しないので,力分布は横軸に沿って均一である。層と層の間隔はアルキル鎖の長さに敏感でなく,n-アルカンがその分子軸を表面に平行に配向していることを示唆している。より大きな距離がフェニルオクタンで観測され,これはフェニル基の大きな排除体積に帰する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *原子間力顕微鏡 ,  *可視化 ,  *チオール ,  *単分子層 ,  金 ,  単結晶 ,  結晶面 ,  アルキル基 ,  フェニル基 ,  排除体積効果 ,  浸漬 ,  アルカン
準シソーラス用語： *アルカンチオール ,  アルキル鎖 ,  メチル基 ,  自己集合単分子層 ,  *周波数変調原子間力顕微鏡

分類 (2件)： 物理化学一般その他  (CB01030T) ,  界面化学一般  (CB12010J)

物質索引 (4件)： 1-ドデカンチオール ,  1-フェニルオクタン ,  n-ドデカン ,  n-ヘキサデカン

タイトルに関連する用語 (8件)： 周波数変調原子間力顕微鏡 ,  可視化 ,  液体炭化水素 ,  化粧 ,  アルカンチオール ,  単分子層 ,  2次元 ,  分布