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J-GLOBAL ID:201202280546240088   整理番号:12A0297647

分泌性およびエンドサイトーシス性経路において膜と細胞骨格動態に橋を架ける

Bridging membrane and cytoskeleton dynamics in the secretory and endocytic pathways
著者 (2件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 11-19  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: W1369A  ISSN: 1465-7392  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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膜と細胞骨格の相互作用について概説する。分泌およびエンドサイトーシスにおいて,膜および細胞骨格は密接に関連している。クラスリンあるいはCOPIのような被覆蛋白質は,細胞膜の湾曲を誘導および安定化することでエンドサイトーシスを誘導する。F-アクチンはエンドサイトーシスの過程で膜に向けて重合し,その力により細胞膜を管状に伸ばす。F-アクチン重合はRho GTPアーゼを介してWASPファミリー蛋白質により厳密に調節される。管状の膜の周辺にはBARドメイン蛋白質(BDP)が結合し,BDPとアクチン重合の作用により,管の伸長が誘導される。アクチン付随性モーター蛋白質であるミオシンファミリーは,膜変形およびキャリア輸送の様々な段階に寄与する。膜の管化にはアクチンだけでなく微小管もF-アクチン依存的に寄与する。この機構には微小管モーターのダイニンが関与し,微小管の張力や単ラメラ小胞の形成に寄与する。エンドサイトーシスの最後のプロセスである膜切断には,F-アクチンに誘導された膜張力が重要な役割を果たす。これらの膜蛋白質,細胞骨格蛋白質あるいはそれらに対する付随蛋白質に加えて,膜の脂質代謝も重要であり,膜脂質の組成の変化が膜形態および膜切断にも影響することが報告されている。
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分類 (1件):
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生体膜一般 
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