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J-GLOBAL ID:201202280586298186   整理番号:12A0930703

トリプトファンデカルボキシラーゼはRauvolfia verticillataにおけるアジマリシン生合成において重要な役割をはたす

Tryptophan decarboxylase plays an important role in ajmalicine biosynthesis in Rauvolfia verticillata
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資料名:
巻: 236  号:ページ: 239-250  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: C0607A  ISSN: 0032-0935  CODEN: PLANAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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トリプトファンデカルボキシラーゼ(TDC)はトリプトファンをアジマリシンのインドール部分であるトリプタミンに変換する。Rauvolfia verticillata(RvTDC)の完全長cDNAは1,772bpsであり,499アミノ酸ポリペプチドをコードする1,500-bpORFを含む。トリプトファンに対するRvTDCのK(m)は2.89mMであり,他のTIAs生産植物で報告された値より高い,RvTDCが他の植物TDCsよりトリプトファンに対する親和性が低いことを実証した。RvTDCのK(m)もRauvolfiaのストリクトシジンシンターゼとストリクトシジングルコシダーゼのそれより高かった。これはTDCがR.verticillataのアジマリシン生合成に関与する関与段階酵素であることを示した。RvTDCの発現はMeJAによりわずかにアップレギュレーションされ,5MEP経路遺伝子とSGDはMeJAに対する正応答を示さず,STRはMeJAにより急速にダウンレギュレーションされた。MeJA処理毛状根はEtOH対照(0.183mgg(-1)DW)より高レベルのアジマリシン(0.270mgg(-1)DW)を生産した。最高RvTDC発現レベルを毛状根において検出し,それは樹皮,若芽,古芽,および根よりそれぞれ11,19,65,および109倍高かった。最高アジマリシン含有量も毛状根(0.249mgg(-1)DW)で見出され,次が樹皮の(0.161mgg(-1)DW)と若芽の(0.130mgg(-1)DW)であり,最低が根の(0.014mgg(-1)DW)であった。一般に,RvTDCの発現レベルはアジマリシンの蓄積と正相関した。従って,TDCがRauvolfiaにおけるアジマリシン生合成に関与する鍵酵素であると演繹した。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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植物生理学一般 
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