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J-GLOBAL ID:201202280793026552   整理番号:12A0776721

節約水溶性薬物の高分子ミセルへの可溶化に関する固有機構 速度論と平衡研究

Peculiar Mechanism of Solubilization of a Sparingly Water Soluble Drug into Polymeric Micelles. Kinetic and Equilibrium Studies
著者 (5件):
資料名:
巻: 116  号: 16  ページ: 5037-5046  発行年: 2012年04月26日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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分光光度計を用いる速度論と紫外可視吸収スペクトル測定によって高分子水溶液へ貧弱水溶性薬物タモキシフェン(TAM)の可溶化過程を特性化した。特に,ポリN-2-ヒドロキシエチル-DL-アスパルタミドPHEAの高分子鎖の誘導体化によって得た両親媒性共重合体を使用した。ここでは,ポリエチレングリコールPEG(2000または5000Da)及び/またはヘキサデシル鎖C16,PHEA-PEG2000-C16,PHEA-PEG5000-C16を用い誘導体化を行った。速度論と平衡データの定量的処理の準備として,高分子ミセル水溶液中TAMのモル吸収係数を決定した。これらの研究によってTAMの高分子ミセルへの可溶化部位を決定し,三種類の擬似相,すなわち水性擬似相,親水性コロナ及び疎水性コア間に分配したTAMを考慮することによって可溶化機構を解明した。提案機構の各段階に関連した速度則の同時解はコロナからコアへのTAM移動速度を除いて,係わる過程に関連した速度定数,共重合体濃度と性質両者の値に無関係である値の計算を可能にした。コロナへの可溶化を邪魔するコロナが示す立体障壁にこの事象を帰した。平衡データの定量的解析から計算高分子ミセルの親水性コロナへのTAMの結合定数値は親水性頭基厚さに依存し,一方,疎水性コアの結合定数値は共重合型に無関係であった。更に,PHEA-PEG2000とPHEA-PEG5000共重合体の存在で速度論と平衡測定を行うことによって提案した可溶化機構の確認を提供した。
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分類 (2件):
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ミセル  ,  薬物の物理化学的性質 
物質索引 (1件):
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