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J-GLOBAL ID:201202281032936977   整理番号:12A0851308

西部北太平洋の亜寒帯域と移行域におけるミンククジラ,イワシクジラ,及びシロナガスクジラの夏季の中規模的な生息場と餌選択性

Habitat and prey selection of common minke, sei, and Bryde’s whales in mesoscale during summer in the subarctic and transition regions of the western North Pacific
著者 (8件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 557-567  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: L2029A  ISSN: 0919-9268  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ミンククジラ(Balaenoptera acutorostrata),イワシクジラ(B.borealis),及びシロナガスクジラ(B.edeni)は,西部北太平洋における主要なヒゲクジラ類である。本研究では,西部北太平洋におけるこれら3種の夏季の生息分布と食性を調べ,海洋環境や餌料環境との関連性を考察した。2008年と2009年の7月,調査海域における目視調査及びサンプリング調査により,クジラの生息分布を調べた。餌料生物の分布と存在量は中層トロールにより調べた。その結果,ミンククジラは亜寒帯域と移行領域の北端域に分布し,本種が好んで摂餌するサンマ(Cololabis saira)の生息場と一致した。イワシクジラは,主に移行域の北端に分布し,その海域に豊富に生息するカタクチイワシ(Engraulis japonica)を摂餌した。一方,シロナガスクジラは,亜寒帯域の境界と黒潮フロントとの間の移行域に出現し,カタクチイワシを好んで捕食した。本研究により,これら3種のクジラ類の夏季分布は,餌料環境と密接な関連があることが示された。
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分類 (3件):
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魚類以外の水産動物  ,  個体群生態学  ,  異種生物間相互作用 
引用文献 (47件):
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