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J-GLOBAL ID:201202281066072173   整理番号:12A0924458

クロマトグラフィで分離した石炭ピッチを用いた有機EL

Organic light-emitting diode with chromatography-separated coal-pitch as emitting layer
著者 (7件):
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巻: 112  号: 57(OME2012 19-31)  ページ: 31-34  発行年: 2012年05月17日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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石炭精製時の副生成物である石炭ピッチを有機デバイスなどの幅広い分野に応用できれば,従来の有機化学合成と比較して環境にやさしく圧倒的に低コストな新しい有機材料の創出手法として確立できる。本研究では,石炭ピッチの新しい用途探索のために各種有機溶媒で抽出した石炭ピッチ溶液をスピンコート法で発光層として成膜した有機ELの検討を行なった。その結果,石炭ピッチを抽出する溶媒種で発光スペクトルや輝度などの光学特性は大きく異なり,PLスペクトルの中心波長は429nmから550nmの範囲で幅広く制御できることが分かった。また,石炭ピッチをTetrahydrofuranで抽出した場合が最も高い輝度を実現し,24V印加時に最高輝度である22.4cd/m2を実現した。また,Tetrahydrofuranで抽出した石炭ピッチ溶液をさらに薄層クロマトグラフィを用いて極性毎に分離することで,有機ELの高効率化や駆動電圧の低減に成功した。得られた最高輝度は16V印加時に22.4cd/m2であり,最大輝度はクロマトグラフィで分離する前と同じであったが,余分な有機分子が除去されたために駆動電圧が大幅に低減した。今後は石炭ピッチ分離手法の確立や素子構造の最適化でさらなる高輝度化が期待される。(著者抄録)
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