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J-GLOBAL ID：201202281177233710   整理番号：12A1174423

インターロイキン1R3はAktキナーゼの迅速な活性化を介してインターロイキン1誘導カリウム電流上昇を仲介する

Interleukin-1R3 mediates interleukin-1-induced potassium current increase through fast activation of Akt kinase

著者 (8件)： QIAN Jiang (Ohio State Univ., OH) ,  ZHU Ling (Sichuan Univ., Chengdu, CHN) ,  LI Qiming (Ohio State Univ., OH) ,  BELEVYCH Natalya (Ohio State Univ., OH) ,  CHEN Qun (Ohio State Univ., OH) ,  ZHAO Fangli (Ohio State Univ., OH) ,  HERNESS Scott (Ohio State Univ., OH) ,  QUAN Ning (Ohio State Univ., OH)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 30  ページ： 12189-12194  発行年： 2012年07月24日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炎症性サイトカインであるインターロイキン1は中枢神経系で様々な神経免疫学的及び神経生理学的役割を有するが,既知の受容体だけでは説明できない作用もある。そこで本報では多様な作用をもたらすIL-1受容体について検討した。その結果,IL-1R1遺伝子にはN末端部分の細胞外ドメインが短いIL-1R1 mRNAを転写するプロモータが含まれることが分かった。短いIL-1R1をIL-1R3と名付け,そのmRNAを正常マウス及び2系統のIL-1R1ノックアウトマウスで発現させたところ,神経組織で主にIL-1R3が発現することが分かった。IL-1R3の発見によりこれまで説明できなかった中枢神経系でのIL-1の作用が説明できるようになると考えられる。

シソーラス用語： *インターロイキン1 ,  イオン電流 ,  セリン/トレオニンキナーゼ ,  免疫反応 ,  膜貫通タンパク質 ,  ノックアウトマウス ,  NFκB ,  パッチクランプ法 ,  HEK293細胞 ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  *IL1受容体 ,  遺伝子発現 ,  タンパク質
準シソーラス用語： Aktキナーゼ ,  カリウム電流 ,  細胞外ドメイン ,  神経免疫調節 ,  ホールセルパッチクランプ法 ,  Neuro2A細胞 ,  インターロイキン1β ,  P38

分類 (2件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C) ,  サイトカイン  (EB08090G)

タイトルに関連する用語 (6件)： Aktキナーゼ ,  活性化 ,  インターロイキン1 ,  誘導 ,  カリウム電流 ,  仲介